2019年 読んで良かった、心に残った本10選

書評

こんにちは。シロミです。本を読むのが一番の趣味です。

今年もそろそろ終わりですが、数えてみると今年は200冊以上の本を読んでいました。

Kindle Unlimitedの3ヶ月99円セールを使ってみたこともあり、普段は読まないジャンルの本もよく読んだ1年でした。

本日は、今年読んだ200冊以上の本の中から、特に心に残った10冊をご紹介したいと思います。

ちなみに私はブクログを使って、読んだ本を記録しています。

ミニマリズム実践中なので、基本的に本は買わずに図書館で借りるかKindleで読む生活なので、Web本棚で読んだ本を記録しておけるのは有難いですね。

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2019年に読んだ本。心に残った10冊

ジョナサン アイヴ

私はAppleユーザーではないのですが、Appleに関する本を読むのは大好きです。

Appleに関する本というと、スティーブ・ジョブズについての本が多いのですが、この本はAppleのリードデザイナーであったジョナサン アイヴの評伝です。

iPodもiPhoneも、スティーブ・ジョブズが作ったというイメージがありますが、実際にはAppleのどの製品も、多くのデザイナーが関わって製作されています。

ジョナサン アイヴはそうしたデザイナーの中でも間違いなくトップであり、Appleが時代の先を行くデザインの製品を生み出してきた原動力となった人です。

Apple製品がこれだけ多くの熱狂的ファンを生み出したのは、ジョナサン アイヴのデザインに対する徹底的なこだわりによるところも大きかったことがわかります。

私のようにAppleユーザーではない人でも、Appleに興味がある人なら間違いなく楽しめる一冊です。

NEVER LOST AGAIN グーグルマップ誕生

現在では誰もが当たり前に使っているGoogleマップですが、誰がどのように生み出したのかについてはあまり知られていません。

本書は、Googleマップの生みの親であるジョン・ハンケの友人であり元同僚のビル・キルディが、Googleマップの前身であるKeyhole社を立ち上げ、Googleに買収されて世界的なサービスになるまでを描いた本です。

Googleに買収される前、資金調達に苦労するスタートアップ時代の話も面白いですし、Googleに買収されてからGoogleマップを世界的サービスに育てていく過程や社内政治に翻弄される様子も興味深いです。

Googleマップという、今や生活に無くてはならないサービスでも、最初から成功を約束されていたわけではなく、作る過程では迷いや葛藤があったことがうかがえます。

結局のところGoogleマップがGoogleにどれだけの収益を生み出したかというと、よくわからないですが、収益を生むかどうかに関係なく、世の中の役に立つサービスならとにかく立ち上げるというところに、Googleという起業のケタ外れの懐の深さを感じます。

ちなみにGoogleマップの生みの親であるジョン・ハンケは、その後ポケモンGoなどを作っているナイアンテック社を設立しGoogleから独立しています。

PIXAR 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話

ピクサー関連の本では、共同創業者であるエド・キャットムルが書いた「ピクサー流 創造するちから」という本がとても面白いのですが、本書はピクサーの財務面について書かれた本です。

ピクサーといえば、今ではアニメーションスタジオとして世界でも最も成功した企業になっていますが、トイ・ストーリーで大ヒットを飛ばすまでは成功するかどうかわからないスタートアップでした。

アニメ制作には多大な資金が必要です。本書ではピクサーの財務面の責任者であった著者によって、創業からの資金調達や、クリエイティブとファイナンスをどう折り合いをつけていくかといった苦労が生々しく描かれています。

Appleを追われて再起を目指すジョブズとのやり取りも読みどころですね。

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?

USJは今となっては大人気のテーマパークですが、開園してしばらくすると不調に陥り、その再建を託されたのが著者の森岡氏でした。

限られた予算を使って、どれだけ人を集められるか、集めた人に楽しんでもらえるか、徹底的に考えた末に出てきたアイデアで、USJは見事に再建を果たします。

著者はマーケティングのプロであり、天才だと思いますが、だからといって簡単にアイデアが浮かぶわけではなく、とにかく常にアイデアを求めて、徹底的に考えるという姿勢があるからこそ、人をあっと言わせるようなアイデアが浮かぶのだということがわかります。

後ろ向きに走るジェットコースターも、ゾンビが徘徊する遊園地も、あとから考えれば当たり前のように感じますが、必死に考え尽くしたからこそ成功したわけです。

マーケティングの本質がわかる良書です。

伝わっているか?

物語形式で、キャッチコピーの作り方を教えてくれる本です。

短くて読みやすい本なのですが、言葉を通じて人にものを伝えるということの本質が詰まった本です。

伝えたつもりになるのではなく、本当に「伝わっているか?」考える。

本当に伝わる方法で伝える。当たり前のようですが、難しい。

相手に伝わる言葉とはどんなものかを教えてくれる秀作です。

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

この本は、たまたま家族でディズニーシーに行った日に待ち時間で読んだので、とても印象に残っています。

内容は身も蓋もない話で、タイトルのとおり人生は「勘違いさせる力」で決まるというものです。

著者はこれを「錯覚資産」と読んでいます。

確かに、できるヤツと勘違いされただけの人でも、できると思われているがゆえに、より多くの仕事が舞い込みます。これが成長のチャンスになります。

最初は錯覚でも、そうやって舞い込んだチャンスをものにするうちに、いつの間にか実力がついて、追いつけないくらいの差がついていたりします。

だからこそ、最初に「錯覚させること」が資産になるのです。

身も蓋もない現実から目を背けて損をすることのないように、一度読んでおくべき本ですね。

記者、ラストベルトに住む —— トランプ王国、冷めぬ熱狂

来年はアメリカで大統領選挙がありますが、前回の選挙でトランプを支持した人たちの実像や、その後もトランプを支持し続けているのかを、実際にそういった人たちが多く居住する地域に住んで書いたルポルタージュです。

ラストベルトというのは、アメリカの中でも経済的に置いてけぼりになっている中西部の地域を指しています。

こうした地域には、貧しい白人が多く住んでいて、自分たちは政治に見捨てられたと考えており、それがトランプ支持につながったとされています。

著者はそういった人たちを外から見るのではなく、実際に一緒に生活することによって、ラストベルトのリアルな実態を描きます。

来年の選挙に向けて、アメリカが抱える問題を知る上で有益な本です。

誰が音楽をタダにした? 巨大産業をぶっ潰した男たち 

今は音楽も、YouTubeで無料で聞くのが当たり前になりました。

そうでなくとも、Appleミュージックなどのサブスクリプションサービスで、定額で聞くのが主流になりつつあります。

かつてはCDで聞くのが当たり前で、CDの売り上げが音楽業界の主な収入源だったわけですが、インターネットが普及した初期には、違法コピーとネット上での共有が問題になりました。

本書は、デジタルで音楽を圧縮する技術であるmp3が生まれた経緯や、それが違法コピーにつながり、著作権バトルが繰り広げられる様子などを描いたノンフィクションです。

私と同世代の30代くらいの方なら、CD全盛の時代から圧縮音源の時代に移行していくのを直に体験しているので、興味深く読めると思います。

日本代表とMr.Children

サッカーの日本代表と、Mr. Childrenとを関連付けて語る、異色の対談本です。

1990年代にMr. Childrenを聞いて育ち、1998年のフランスワールドカップ予選に胸を熱くしていた私にとっては、青春時代を追体験しているような読後感がありました。

今ではワールドカップに出るのが当たり前になってしまっていますが、98年フランス大会の予選は、サッカーファンではなかった私のような人間でも、テレビの前に釘付けになってみていたものです。

世代論的なものに共感できるかどうかはさておくとしても、、著者たちのサッカーと音楽に対する熱量が伝わってくる対談で、単純に面白かったです。

世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業

今年は、お金に関する本もたくさん読んだ年でした。

お金を稼ぐことは大事なのですが、それだけでは幸せにはなれない、というのも何となく感じるところですよね。

この本では、お金持ちやエリートが心のあり方を学ぶ教室で、どんなことが教えられているのかを知ることができます。

他人と比べたり、環境のせいにして苦しむのをやめて、心を美しく保つ。
そのためには、自分が苦悩の状態にいることに気づく必要があり、苦悩の正体を知る必要がある。

この本を読むと、苦悩を手放してラクに生きることができそうな気がしてきます。
実践的な内容でもあるので、読むだけではなく実際に試してみるのが良さそうです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

まだまだ他にもご紹介したい本はあるのですが、特に印象に残った10冊を選びました。

どれもおススメできる本ばかりなので、機会があればぜひ読んでみてください。

以上になります。

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